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気管支喘息の治療と漢方薬

気管支喘息の治療と漢方薬

気管支喘息は気道の可逆性の閉塞によって喘鳴や呼吸苦を呈する疾患です。

本当の原因は解明されてはいませんが、気道の慢性炎症が主体であることはわかっております。したがって、現代医学における治療はステロイド吸入で炎症を抑え、気管支拡張薬で気道の収縮を改善するということがメインになっています。

これに対し、漢方医学は喘息を局所の病気としてではなく、全身病ととらえております。ですから、抗炎症作用・抗アレルギー作用のある柴胡剤や麻黄剤が用いられます。

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