漢方薬(漢方医学)の誤解 その①
- 松崎智彦
- 2013年10月19日
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誤解その① 漢方薬は急性疾患に対しては効かない、即効性がない。
「漢方薬は慢性疾患にしか効かない」
あるいは
「漢方薬は即効性がない」
これらは間違いです。
確かに、漢方薬は慢性疾患が得意ではありますが、急性疾患に対しても効くものもあります。
たとえば、ぎっくり腰(急性腰痛症)やこむら返りに対して用いる「芍薬甘(しゃくやくかん)草(ぞう)湯(とう)」などは内服後、数十分もすれば効果があらわれ、症状が改善します。
ただ、漢方薬が急性疾患よりも慢性疾患において、より効果的であるということは確かです
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