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漢方薬(漢方医学)の誤解 その①

誤解その① 漢方薬は急性疾患に対しては効かない、即効性がない。

「漢方薬は慢性疾患にしか効かない」

あるいは

「漢方薬は即効性がない」

これらは間違いです。

 確かに、漢方薬は慢性疾患が得意ではありますが、急性疾患に対しても効くものもあります。

たとえば、ぎっくり腰(急性腰痛症)やこむら返りに対して用いる「芍薬甘(しゃくやくかん)草(ぞう)湯(とう)」などは内服後、数十分もすれば効果があらわれ、症状が改善します。

ただ、漢方薬が急性疾患よりも慢性疾患において、より効果的であるということは確かです  

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