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医食同源とマクロビオティック

更新日:2021年12月6日

医食同源とマクロビオティック 医食同源 医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方です。誤解されている方が多いのですが、これは日本独自の考え方です。 1972年、NHKの料理番組において、臨床医・新居裕久先生がはじめて用いられました。これは健康長寿と食事について説明する際に、中国に古くからある薬食同源の思想を紹介するとき、薬では化学薬品と誤解されるので、薬を医に変え医食同源を造語したものであると新居先生は述懐しておられます。 その後、健康ブームなどにより、世の中に広く受け入れられる過程で、中国医学における「肝臓を食べると肝臓に効く」・「脳を食べると脳にいい」・「心臓を食べると心臓によい」といった様な過激な思想が排除され、中国の「薬食同源」の思想とは違った「医食同源」という日本独自の思想が形成されました。 ちなみに『広辞苑』では第三版には無く、1991年の第四版から収載されてました。また、近年では「医食同源」という言葉および考え方が、中国へも逆輸入されています。 マクロビオティックについて 世界の著名人やスーパーモデルたちが、健康と美容のために注目し、実践していることで世界的に普及している有名に「マクロビオティック」(Macrobiotic)ですが、実は発祥の地は日本で、日本の伝統食をベースにした食養生法です。日本では「正食」などと呼ばれていました。 「マクロビオティック」(=フランス語。英語では「マクロバイオティックス」)という言葉は、古代ギリシャ語「マクロビオス」を語源にしており、「健康による長寿」「偉大な生命」などといった意味で、MACRO(大きな)・BIO(生命の)・TIQUE(技術)をつなげて、「生命を大きな観点から捕らえた健康法」という意味になります。

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