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小児の肛門疾患

子供さんも「痔」になります。乳児期では痔ろうが幼児期では裂肛が多いこと、さらに乳児痔ろうは約9割が男の子なのも特徴の一つです。なぜ、男の子に多いのかは、現在のところ不明です。

ただ、子供さんの痔は下痢や便秘が原因のことがほとんどですので、普段から、親御さんはお子さんの便および便通に気を配るようにしてあげて下さい。

また、治療の原則として、大人の肛門になるまで(二次性徴が終わるまでは)極力、筋肉層にメスを入れることはしません。ですから、乳児期の痔ろうの治療では、お母さんの日々の消毒および薬剤塗布と指による排膿マッサージが非常に大切になってきますし、幼児期の裂肛では食事を含めた、便通のコントロールが重要になります。

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