肛門のはたらきは、なんといっても便とおならを出すことです。人間は他の動物と違って、排便やおならを調節する必要に迫られています。そしてこれらのコントロール機能は幼児期にほぼ完成します。完成したからこそ、わたしもみなさんも、オムツがとれたわけです。 排便のコントロールには大腸から送られてきた便を一時的に貯留する機能と便が漏れないように肛門を閉鎖する機能、さらに便を排泄する機能の三つが必要となります。これらのうちのどれか一つでもはたらきが悪くなると、便漏れや排便困難などの障害が起こります。たとえば、外傷や肛門の手術で肛門上皮が大きく欠損した場合や加齢的変化で感覚低下や肛門狭窄が生じた場合、あるいは交通事故やスポーツなどで神経を損傷した場合には肛門のはたらきは悪くなります。
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