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漢方における健康、すなわち病気ではない状態

  1. 精神の調和がとれていて、冷静な思考および判断を行えること感情の起伏が激しく、精神を集中出来ず、注意が散漫で冷静な思考および判断を行えないときは健康とはいえません。

  2. 全身の臓器や器官に無自覚でいられること動悸や息切れなど、何か症状ではじめて人間はその臓器なり器官なりを自覚します。 ですから、人間は自分の体の各部に無自覚でいられる状態が健康なのです。

  3. 快い睡眠が得られること長期にわたり、夢見が悪いなど、快眠がえられない状態は健康とはいえません。

  4. 食事ならびに大小便が快いこと食事をおいしいと感じ、偏食もなく、そして日々の大小便の排泄が気持ちよく行われていなければ健康とはいえません。

  5. 脈や呼吸が乱れていないこと脈や呼吸が乱れたり、吐き出す息が湿った状態は健康ではありません。

  6. 皮膚の色つやがよいこと血色が悪い、弾力がない、肌が乾燥している。あるいは、不快な汗をかくときは健康とはいえません。

  7. 四肢・関節がしっかりしていること手足がしびれたり、震えたり、体がふらついたりしているときは健康とは言えません。

  8. 男女とも正常な性欲があること男女とも年齢に応じた正常な性欲がない、あるいはあり過ぎる場合は健康とはいえません。また、女性については月経に苦痛がある状態は健康とはいえません。

 

以上のような条件をすべて満たしてこそ、人は健康で幸せな人生を送る資格を得ることが出来ます。これらのいずれかの条件が満たされていないならば、漢方では、非健康=病気(治療の対象)であると考えます。

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