大阪の肛門科 松崎智彦診療所>メディカルレポート>みんな痔を持っている!

人間は誰でもある年齢に達すると痔(肛門疾患)になります。
「わたしは痔じゃないよ」
そうおっしゃる方もほとんどは症状があらわれていないだけです。
日本のある製薬会社が成人男女を対象にアンケート調査を行ったところ3割以上の人が「何らかの痔の症状を経験した」と答えました。また成人の遺体の7割以上に痔を認めたというドイツの解剖学者の報告もあります。
さらにアメリカのある大病院で症状の有無に関係なく、外来患者のほぼ全員に肛門診察を行ったところ、8割以上の患者に痔核が見付かったという報告もあります。念のために申し上げると、痔の発症率はアジアと欧米でさほど変わらないといわれています。
では男女差はどうでしょうか?
男女差はありません。
ただし、個人差はあります。つまり・・・
痔の症状の出にくい人と出やすい人がいます。
「痔」の原因は肛門のクッション部分自体がうっ血や出血あるいは感染を起こすことです。これらは肛門に過度の負担がかかることによって起こります。
肛門への負担って何でしょう?
最大のものは便秘と下痢です。肛門部の血行不良や不衛生も負担になります。これら以外にも肛門の位置、血管の分布、臀裂(おしりの溝)が深いなどいくつもありますが、わたしは無視してよいと考えます。
・便秘と下痢
・肛門部の血行不良と不衛生
これらの肛門への負担が少ない人は痔の症状が出にくく、逆に多い人は痔の症状が出やすいのです。そしてこれらは食事などのや生活習慣に左右されます。
ですから現在、医学的には 「痔は生活習慣病である」 という考えが主流になりつつあります。


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痔の治療などプライバシーに関わる病気では、街中や人通りの多い通りなどは人目が気になってしまいます。
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