大阪の肛門科 松崎智彦診療所>治療について>痔・肛門疾患Q&A

一般に次のような人が肛門疾患になりやすいといわれています。
・普段から便秘傾向があり、排便時間が長い人、排便時に強く気張る人
・出産後の女性、仕事で長時間座ったままあるいは立ったままの人
・アルコールや香辛料を取り過ぎて下痢気味の人
・臀裂(お尻の割れ目)が深いなど、体質的に肛門疾患になりやすい人
すべて保険で行っています。(ただし、海外からの患者さまは自費とさせていただいております)
また、保険は全ての健康保険に対応しています。治療内容によって異なりますが、窓口負担は3割負担の患者さまで、5千円から3万円までがほとんどです。
正直に申し上げて症状によります。薬だけでよくなることもあります。
また手術をした方が早くよくなることもあります。
しかし、当院の方針は患者さまがどうしたいかということを尊重することです。ですから、手術を嫌がっておられる方に無理に手術をするようなことは決してありません。また当院では肛門機能の温存を優先し、超音波メスや半導体レーザーを導入し、痔核硬化療法(ジオン注射療法、パオスクレー注射療法)も行っております。
全例、日帰り手術を行っております。
入院が必要な手術あるいは入院を希望の患者さまには適切な病院を紹介しています。日帰り手術は全く無痛というわけではありませんが、ほとんどの患者さんは手術後歩いて帰宅され、当日あるいは翌日から普段通りの生活をされております。
手術の内容にもよりますが、翌日か翌々日に来院していただき、あとは1から2週間に1度の診察が3,4回必要です。
ひどい下痢や重いものを持った際に、肛門に急激に圧力がかかり、皮下に血の塊を生じるものです。突然の腫れと痛みを伴うことが多いです。
まず薬で血栓が小さくなるのを待ちますが、腫れが大きい場合や痛みが強い場合は局所麻酔をして血栓を取り除きます。この手術はほとんどが数分で終了し、取り除いたあと、痛みはほとんどありません。
痔ろうの治療の原則は手術です。
肛門周囲に膿が溜まっている場合はまず、切開して膿を絞り出します。その後経過をみて、痔ろうに進行した場合は複雑化する前に手術をすすめています。
痔ろうの原因になっているトンネルの奥の穴(肛門の奥にある穴)から膿が出てくる穴(肛門周囲の皮膚にある穴)までゴムを通し、ゴムの弾力を利用して少しずつトンネルを切開していく治療方法です。
1から2週間おきに通院が必要で、完治するまで1か月から数か月かかりますが、入院は必要なく、その間入浴・排便・仕事などが普段通りにできます。また肛門の変形も少ないというメリットがあります。ただし、進行した痔ろうには行えません。
排便後に温水で肛門を洗い、清潔にするのはおしりにとっていいことなのですが、洗い過ぎると肛門周囲のかゆみや炎症を引き起こすことがあります。
また、温水刺激による浣腸作用のために排便機能が衰えることもあります。これらを温水便座症候群と呼んでいます。
温水便座を使用する場合は少しぬらす程度にし、最後は必ず紙で拭くようにしてください。
排便は食事と密接な関係があり、一概には判断出来ません。便の量や回数が異常に少ない、あるいは便が異常に固いなどの原因で腹痛や腹部の不快感が生じれば「便秘」と診断し、治療を行います。
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